Jan 11, 2010
リカバリディスクのデータ復旧
リカバリディスクがある場合は、データの復旧は簡単ですね。問題はその後、別のデータを御うしたらするかですが、やはりバックアップソフトウェアなどを使用してデータディスクを作成しておくね。リカバリーディスクとバックアップディスク。 2つのディスクがあれば非常に簡単に、万一の場合のデータ復旧の準備が整いました。ウイルススキャンを大切にするのが、自分が所有するPCを安全に維持するコツなのでしょうか。レンタルサーバーの魅力は、限られた人にしか浸透していないことです。レンタルサーバーの今後の使用方法についても言及すべきです。 PCにスパムメールが届くしまっている人は、細心の注意しましょう。
税と社会保障の一体改革案がまとまった。菅首相は「まさに歴史的決定だ。ここからが本当の始まり」とし、与野党協議を呼びかけると語った。しかし「歴史的」というにはこの一体改革最終案は実に不十分だと思う。それに与野党協議というのならなぜ自民党の議員を一本釣りするようなことをやったのか(それも直前に)、理解に苦しむ。
【藤田正美の時事日想:必ずやって来る“国債大津波”を、政府は想定しているのか】
この一体改革案に反映されていないのは、現状に対する危機感だ。消費税を上げる時期を明記するかどうか(2015年と書くのか、2010年代の半ばと書くのか)で与党側ともめたことなど、危機感がないことを如実に示すものだと思う。
今年3月末の国の借金は924兆円。日本のGDP(国内総生産)の約2倍にあたる。地方が抱える借金も合わせれば、その合計額は優に1000兆円を超える。よく言われるようにこれは先進国中最悪の財政である。
政府債務危機に陥っているギリシャ。パパンドレウ政権は何とか信認を勝ち取ったが、財政を再建する道筋は見えていない。もちろんやれることは2つしかない。1つは財政支出の削減、もう1つは増税である(もちろん経済の活性化による税収の増加があれば助けにはなるが、経済が右肩上がりで拡大することが期待できないのだから、「税の自然増収」を計算に入れることは難しい)。
財政支出をカットするとなると、ギリシャのような国(つまり国の支出がGDPの大きな部分を占めているような国)では当然、職を失う人が多く出る。そうなれば経済全体に与える影響も決して小さくない。だから多くの国民が反発し、暴動のような有様になった。このギリシャをどう救うのかがEU(欧州連合)の大問題となっている。他にもポルトガルやスペインなどのリスクが言われているが、もしスペインが債務危機に陥るようなことがあれば、EUそのものの存亡の危機になるばかりか、ひいては世界経済が再び大打撃を受けることになるだろう。
●日本経済の根幹に関わる問題
日本は実はこれらの国を上回る借金を抱えている。ただそれがギリシャのようなことにならないのは、まだ経常収支が黒字であること、つまり国の借金は自分で賄えるような状態にあるからだ。その意味では震災の発生後、貿易収支が赤字になっているのが気になる。もちろんこれは一時的な現象であると誰もが思っているから、大きな問題にはなっていない。しかし現在の民主党政権が、財政再建についてきちんとしたロードマップを描かない限り、日本がやがてギリシャになる日が来る。
ある日、日本国債が売られて、相場が値下がり。国債を大量に抱える金融機関は、評価損が膨らむのを恐れて、慌てて処分に走る(もし国債の利回りが1%上昇すれば、地銀の評価損は3兆円に近いという)。市場は売り一色に染まり、大混乱。そして日本政府は予定していた新発債を発行することができず、行政機能はまひしてしまう。実際に市場が動き始めたら、それを止めることは不可能だ。米政府が「市場との対話」を重視し、市場が信頼を寄せる人を財務長官にしてきたのもそのためである。
日本が消費税を10%に引き上げたとしても、そのときの税収増は国税と地方税合わせて約12兆円ほど。現在でも国債利払いを除いたところでの基礎的収支の不足分は30兆円弱あるのだから、これを埋めるにはまったく足りない。法人税は国際競争力の観点から、税率を下げることが必要だ。課税ベースを広げて(つまり特別措置などを廃止して)何とか税収としては元の税収を確保するのが精一杯。所得税の累進カーブを引き上げるとか、課税最低限の引き下げ、相続税の引き上げなどを組み合わせても、基礎的収支をバランスさせることはできまい。
その理由として、社会保障費が高齢者の絶対数が増えるために毎年1兆円以上のペースで膨らんでいくからだ。もう1つは、日本の現在の状況は、景気循環の中における不況ではなく、「右肩下がり」の経済構造であるから。したがって景気がよくなって黙っていても税収が増える(企業は売り上げが伸びて利益があがり、個人は所得が増える)というような状態を望むことはできない。
その難しい状況(それこそ日本が直面したことのない危機、じわじわとくる「国難」だ)の中で、財政を再建し、何とか社会保障を持続可能なものにしなければならないのである。政府与党が決定した社会保障の見通しの中でも、いわゆる給付水準の引き下げにはまったく触れられていない(そんなことをすれば次期国政選挙で不利になるからだ)。税と社会保障の一体改革という日本経済の根幹に関わる問題を、消費税と社会保障を結びつけるという問題に矮小化(わいしょうか)してしまった。その意味では将来へのビジョンを欠いた改革案であり、それを具体化していく段階で、早晩つじつまが合わなくなってくるはずだ。
そしてつじつまが合わなくなったときには、大きな社会的混乱が起きる可能性もある。その時に慌てても、地震対策や津波対策と同様、間に合わないのである。原発のような分かりやすい話ではハッスルする首相だが、いつか来る“国債大津波”にはまったく無頓着に見える。日本から脱出できる富裕層はいいが、大多数の国民は日本にとどまらざるをえない。自分の延命ではなく、そうしたことに心を砕いてこそ政治家である。
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